大統領選挙(Presidential election)

アメリカの大統領は任期4年で、国民による投票で選挙人を選び、選挙人による大統領選挙が行われます。形式的には間接選挙であるが、実質的には直接選挙と言えます。4で割り切れる年の11月第1月曜日の次の火曜日に538名の選挙人が選出され、この段階で次期大統領が判明します。選挙人による投票で当選した候補者は翌年1月20日、大統領に就任します。


大統領サイクル

たとえば「米国の株価は、米国の中間選挙の年がボトム(安値)で、大統領選挙の年まで上昇する」といったサイクルのことをいいます。


ダイレクトディーリング(D.D.)

銀行間取引で、銀行同士がブローカーや電子ブローキングを通さずに直接取引することをいいます。


高値

営業日、または特定の期間のなかで最も高いレートのことです。【←→安値】


多数国間投資保証期間(MIGA)

Multilateral Investment Guarantee Agency。世界銀行グループのひとつ、途上国向けの民間直接投資を促進するため、投資に対する保証や投資促進のための助言を行っています。当時野村證券副社長であった寺沢芳男氏が初代長官に就任しています。


タックスへイブン(Tax Haven)

非居住者(外国人)に対し、租税環境を優遇している地域。Havenとは「港、避難所」という意味で、「税の港、避難所」、日本語では租税回避地と訳されます。スイス、ルクセンブルグ、マン島、ケイマン、バミューダなど。オフショア。


建値

為替レートを提示すること。クォート。その際、買値と売値を同時に表示する(2Wayプライス)のが普通です。


ダン(Done)

「Done」のことで、取引が成立したことを表します。「ダン」をした取引は、取り消すことができません。


短期金融市場

期間1年未満の金融市場(マネー・マーケット)。

チャーチスト

相場の値動きを分析、予測する手法には、大きく分けてファンダメンタル分析とテクニカル分析があります。ファンダメンタル分析とは、経済指標などのデータを分析して、あるべき相場の水準を考える手法で、テクニカル分析はチャートやオシレーターなど、値動きのデータを値幅や日柄などによって分析し、相場の水準を考える手法です。チャーチストとは、テクニカル分析を中心に相場を考える立場で、とくに「相場の動きのすべてはチャートに含まれており、チャートの動きを研究すれば、先々のことも予知・予測できる」という考え方の人を指していいます。


チャート

相場の値動きをグラフで表したものです。罫線(けいせん)。その描き方により、ローソク足チャート、バーチャートなど、いくつかの種類があります。また、時間のとり方により、月足、週足、日足、時間足、分足、ティックチャートなどがあります。


中央銀行

それぞれの国において、「発券銀行」「銀行の銀行」「政府の銀行」であることを主な業務とし、通貨価値の安定と信用制度の保持と育成を行なう銀行のことです。日本銀行は1882年に設立された日本の唯一の中央銀行であり「物価の安定」と「金融システムの安定」を目標に、公開市場操作、資金決済サービス等の各種中央銀行業務も行なっています。各国の一般の銀行が為替取引を終えて、決済する時にも中央銀行を利用します。各銀行は中央銀行に為替決済預け金口座を持っており、その口座への入金または引き落としを通じて決済されるようになっています。


長期金利

1年以上の借入金の金利。10年物国債(長期国債)の中で流通量が多い銘柄が代表的な指標となっています。企業が資金を借り入れる際の金利や住宅ローン金利の指標となります。


チョイス(Choice)

「ビッド」も「オファー(アスク)」も同じレートという意味です。「売り値」と「買い値」が同値の状態のことを指します。【=アイザー・ウェイ】


調整局面

上昇してきた株価や景気指標などが、その上昇速度を鈍化させ、踊り場に入ったような場合に、調整局面に入ったなどといわれます。株価の場合であれば、値幅の調整と日柄(時間)の調整が行なわれると解釈するのが一般的です。調整局面の後は、そのまま元の上昇基調に入ることもあれば、反落して、結果的に天井であったとわかることもありますから、注意が必要です。


チョッピー(Choppy)

市場の値動きが不規則で、急に、あっちに行ったり、こっちに来たり、といった状況のことをいいます。薄いマーケット(市場参加者が少ないマーケット)で、値が飛びやすい状況のことです。もともとの意味は、(風が)絶えず[不規則に]変わることの意味です。

ツー・ウェイ・プライス(Two Way Price)

為替レートを表示する際に、売値と買値の両方を同時に提示することを意味します。買値と売値を同時に提示することによって、価格形成の透明性が担保されているといえるしくみのことです。


通貨オプション(Currency Option)

通貨を売買する権利。通貨を買う権利のことをコール、売る権利のことをプットと呼びます。


通貨危機

為替レートが大幅に変動して経済が混乱してしまうこと。通貨が切り下げされるに違いないという一方向へ市場期待のもと、多額の投機資金が国外に流出して起こる。1994年のメキシコ通貨危機、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア通貨危機とブラジル通貨危機などが代表的。


通貨先物(Financial Futures)

将来の特定日に特定の通貨を特定の価格で特定の額だけ取引する契約です。


通貨先物取引

シカゴ・マーカンタイル・エクスチェンジ(CME)で行なわれる、先日付けの通貨の取引のことで、3月、6月、9月、12月のそれぞれの第三水曜日に決済日が決まっているものを取引します。3月、6月、9月、12月を限月(げんげつ)と呼びます。


通貨当局

財政・経済・金融を担当する政府部局や中央銀行などのこと。日本では財務省及び日本銀行。


通貨バスケット制

自国通貨を複数の通貨から成る特定の合成通貨に連動させ、通貨価値や競争力の安定化を図る制度。一種の固定為替制度と見なされる。複数の通貨に連動するので、ペッグ制に比べると景気の山・谷の差や、輸出の増減の差が狭まり、安定的になると考えられています。

デイ・オーダー(Day Order)

指値注文の有効期限を、その日のニューヨーク・クローズまで有効にします。日本時間の月曜日朝7時に出した場合は、火曜日の朝7時直前までが有効となります。この例でサマータイム実施時には日本時間火曜日の朝6時直前まで有効となります。


テイク・プロフィット(Take Profit)

利食いにより利益を確定させる取引。


テイクン

取引されているプライスが買われたことを伝える際に使う言葉です。


ディスカウント

先物相場が直物相場より割安になる場合を指します。逆の場合はプレミアムといいます。


ディスカウント・レート(Discount Rate)

公定歩合。


ティック

英語で、時計が出す「カチカチ」という音のことをティックといいますが、外国為替市場では、取引の最小単位のことをいいます。


ティック・チャート(Tick Chart)

短い時間ごとの値動きを表わす時系列チャート。“Tick”は英語で時計が出す「カチカチ」という音から、わずかな時間または瞬間を表わします。


ディップ(Dip)

レートが上下動をしている際に、軽くストンと落ちる値動きをすることがあります。そういった動きを「ディップ(Dip)」と呼びます。もともとは、「浸る・沈む」といった意味です。


デイトレード (Intra−Daytrade)

同日内の売買でポジションをクローズすることです。「日計り売買」「イントラデイ・トレード」などと呼ぶこともあります。


ディーラー

外国為替市場で、金融機関などにおいて実際の取引をしている人たちのことをいいます。


ディーリング

国為替の取引をすること。株式市場では、自己勘定で取引をする場合をディーリング、顧客勘定で取引する場合をブローキングと区別するのが一般的ですが、外国為替市場では、自己勘定で取引をする場合も、顧客勘定で取引する場合もディーリングと呼びます。


テクニカル

過去の価格や売買高の推移、信用取引の取組状況など、いわゆる市場内部要因のデータを統計的に分析して、相場の方向性を予測する手法のこと。チャート分析、オシレーター分析などがあります。


手仕舞い

ポジション(建玉)を仕切ること、終了させることを指します。


電信売相場(TTS=Telegraphic Transfer Selling Rate)

銀行が公示する対顧客電信売相場のことです。銀行のお客様に対する外貨の売値(=お客様にとっては銀行からの外貨の買値)を指しています。米ドルの場合、仲値に銀行の手数料として1円を上乗せしたレートがこちらになります。


電信買相場(TTB=Telegraphic Transfer Buying Rate)

銀行が公示する対顧客電信買相場のことです。銀行がお客様から外貨を買う際の値段(お客様にとっては外貨の売値)を指しています。米ドルの場合、仲値に銀行の手数料として1円を差引いたレートがこちらになります。


転売

買いポジションを反対売買により決済する行為。【←→買戻し】

投機

レートの変動による利益を得ることを目的に売買を行うことです。


投機筋

レートの変動による利益を得ることを目的に売買を行う投資家のことです。


独歩高

ある特定の通貨だけが上昇した場合に「独歩高」と表現します。これとは反対にある特定の通貨だけが下落することを「独歩安」と表現します。


ドルブル(ベア)

ドルに対して強気(ドルが上昇する)と考える場合をドルブル、弱気(ドルが下落する)と考える場合をドルベアといいます。


ドルロング(ショート)

ドルの買い持ち状態のことをドルロング、ドルの売り持ち状態のことをドルショートといいます。ロングは買い、ショートは売りを意味するため、このような使い方をします。


ドルコスト平均法(Dollar-cost averaging)

毎月一定額ずつ、株式や通貨などの同一銘柄に投資する方法。価格が高い時には購入数量が少なくなり、価格が安い時には購入数量が多くなるので、投資家は購入平均コストを下げることができます。


ドルペッグ

自国の通貨レートをドルに連動させる固定相場制度のことをいいます。ドルに対しての為替レートは安定し、貿易や投資を円滑に行なうことができます。ただし、通貨レートを維持するためにアメリカの金利政策に追随しなければならないというデメリットがあります。ペッグ制は、経済基盤の弱い国が、自国の通貨レートを、経済的に関係の深い大国の通貨と連動させて、経済を安定させるために用います。


トレール注文(Trail)

トレールとは“引きずる”という意味で、逆指値注文に値幅指定機能を追加する注文。売注文では現在値が値上がりすると逆指値価格が引き上がり、買注文では現在値が値下がりすると逆指値価格が引き下がります。値動きによっては逆指値の価格を変更したいが、ずっと値動きを追うことができない方などには大変便利な注文機能です。


トレジャリー

米国財務省証券(国債)のことです。期限1年以内のトレジャリー・ビル、期限2年以上10年以内のトレジャリー・ノート、10年超のトレジャリー・ボンドなどの種類があります。米国国債は、世界最大の流通量と売買量を誇る証券で、その値動きや利回りの動きは、世界の金融市場の指標となっています。


トレンド

値動きの傾向のことをいいます。ドル/円の取引の場合、ドル高円安に向かう値動きの場合を、ドル高(円安)トレンド、ドル安円高に向かう値動きであれば、ドル安(円高)トレンドといいます。相場においては、トレンドに乗ることがいちばん大切だとされています。