ライボー(LIBOR:London Inter Bank Offered Rate)

ユーロ市場における、ロンドン銀行間出し手レート。ロンドン市場で、資金を貸し出す側が提示するレートで、金融機関が資金調達をするときの基準金利。国際金融取引の指標として利用されています。


ラチェット効果

ラチェット=歯止め。景気の後退期に消費性向が上昇することで、個人消費および景気全体が一方向に傾くことに歯止めが掛かること。所得が減ったからと言って短期間に生活水準を変えることは難しいため、それまでの消費行動を踏襲するケースが多くなり、貯蓄を取崩して消費水準を維持することになります。


ラップ口座

投資助言や口座管理、証券売買などの各種サービスを包括(wrap)している口座。証券会社などが投資家との投資一任契約に基づいて資産の運用・管理を行い、投資アドバイス料、売買に伴う手数料、口座管理料などをすべて一括して徴収します。顧客が大まかな運用方針を決め、具体的な運用はプロに任せることで、機関投資家並みのポートフォリオ運用が期待できます。また、証券会社が手数料獲得目的に短期売買を繰り返すのを防ぎ、投資家と証券会社の利害の一致をもたらすため、投資家にとってもメリットが大きいのが特長です。


ランダムウォーク(Random Walk)

日本語訳では酔歩、酔っ払いが千鳥足でふらふらと移動する動きに良く似ており、どっちに動くか確率が五分五分であること。金融工学においては、短い時間の為替変動は先読みの出来ないランダムウォークだと仮定している理論が多いです。


リーブオーダー(Leave Order)

いわゆる指値注文のことです。ストップ注文(逆指値注文)もリーブオーダーに含まれます。


利食い

ポジションを反対売買して、利益を確定させることです。


リクイディティ(Liquidity)

市場における流動性のこと。豊富に取引されていて、多くの市場参加者が存在し、売買したいときにいつでも、そのときのレートで取引ができることを「リクイディティがある」といいます。逆に、取引量が少ない、市場参加者が少ない、売買に制限があるといった場合には「リクイディティがない」といいます。


リスク

運用や取引において、損失が出ることをいいます。また、予測通りにいかない可能性(不確定要素・期待値のブレ)のことを指します。運用や取引においてはリスクはつきもので、一般にはハイリスクならばハイリターンの可能性があり、ローリスクならばローリターンしか期待しえないものです。


リセッション(Recession)

景気後退。学門書の定義では、実質GDPが四半期ベースで2期連続してマイナス成長する状態。短期成長率が長期成長率を最低4ポイント以上下回る経済状態と定義する場合もあります。


リバース・デュアル・カレンシー債

払込みと償還が同じ通貨で、利払いの通貨が異なる債券。逆二重通貨債。払込み=円建て、利払い=外貨建て、償還=円建てとなり、為替リスクは利払い部分だけに限定されます。


リミット(Limit)

ディーラーに与えられた持ち高の権限のことをいいます。


両建て(りょうだて)

証拠金取引や信用取引において、同じ銘柄の買いと売りを両方持つことです。


リンギ リンギット

MYR。マレーシアの通貨。1986年以降マハティール政権下において、外貨の積極的な導入による輸出指向型工業化政策を推進し高度成長を達成。97年に通貨・金融危機による経済困難に直面したが、IMFの支援を仰がずに独自の経済政策を推進。98年9月に為替管理措置を導入したが99年2月以降は緩和しています。

ルーブル合意

1987年2月、フランスのパリにあるルーブル宮殿で開催された先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)において、為替相場安定のために各国が政策協調を行なうことに対する合意がなされたことをいいます。これによりプラザ合意でのドル高是正に終止符を打ち、これ以上のドル安は好ましくないとしたのですが、各国の政策協調も十分ではなく、ドルはその後も下落を続けました。

レジスタンスライン

市場参加者の多くが、これ以上相場が上昇しないという認識をもちやすい価格帯のことをレジスタンスライン(抵抗線)といいます。一方、市場参加者の多くがこれ以上相場が下落しないという認識をもちやすい価格帯のことをサポートライン(支持線)といいます。


レバレッジ効果(Leverage Effect)

てこの原理。少ない資金で大きな取引を行うことにより、投資した資金に対する損益の比率が大きくなること。


レベル

外国為替市場において取引されている大まかな水準(為替レート)のことをいいます。


レンジ相場

想される当面の上限(高値)と下限(安値)のあいだで推移する相場のことをいいます。ボックス相場とも言います。


連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)

米国の中央銀行に相当する制度が、連邦準備制度(Federal Reserve System)で、この制度において、意思決定を行なう機関が連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)です。このFRBの7人の理事と5人の地区連銀総裁の合計12人で、連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)を形成します。FOMCは年に8回の定期会合を開くほか、必要に応じて特別会合や電話などでの会合を開き、短期市場金利を操作します。最近はFOMCが決める短期市場金利(フェデラル・ファンド・レート)の誘導目標が為替相場の方向性を分析する際に重要視されています。


連邦準備銀行(Federal Reserve Banks)

連邦準備制度で、政策を実行する機関。ニューヨーク連銀、アトランタ連銀、ボストン連銀、シカゴ連銀、クリーブランド連銀、ダラス連銀、カンザス連銀、ミネアポリス連銀、フィラデルフィア連銀、リッチモンド連銀、サンフランシスコ連銀、セント・ルイス連銀の12地区連銀。

ロイター(Reuters)

リアルタイム金融情報のベンダー。世界最大の国際通信社、情報サービスおよびソリューション提供企業。世界130カ国197支局におよそ2,400人の記者・カメラマンを有し、 従業員数は94カ国に約16,000人。1849年、ドイツ生まれの移民、ポール・ジュリアス・ロイターがアーヘン〜ブリュッセル間に伝書鳩を使った株価情報の通信を開始したのが始まり。


ローソク足

1日の値動きをローソク型の記号で表示したグラフ。1日の値動きを四本値(始値、終値、高値、安値)で表示するため、グラフの中にその日の相場の勢いを読みとることができる。相場が上昇した場合には白のローソク(陽線)で表し、相場が下落した場合には黒のローソク(陰線)で表します。


ロールオーバー

ポジションの繰り延べを行なうことです。通常、為替取引(スポット)は2営業日後が決済日となりますが、それ以降もポジションを持ち続けられるようにするために行ないます。FX(外国為替保証金取引)の場合は、自動的にロールオーバーを繰り返していますから、顧客は決済日を意識することなく、外貨投資を行なうことができるようになっています。


ロスカット(Loss-Cut)

損失を確定させる決済取引を行なうことをいいます。損切り。


ロシア危機

国内経済の構造問題に世界の金融危機による外部ショックが加わり、1998年8月に通貨ルーブルが暴落。更には国債償還を5年延期し事実上デフォルト(支払不能)に陥いりました。ロシア経済危機は世界同時株安を引き起こし、アメリカの投資額が大きい中南米にも波及、ヘッジファンドが蒙った損失は巨額といわれています。10月、大手ヘッジファンドLTCMの破綻をきっかけにグローバル・キャリー・トレードの一斉巻き戻しが起こり、円ドル相場は2日間で14円以上円高になりました。


ロング(Long)

買い持ちにすることをいいます。逆に売り持ちにすることをショート(Short)といいます。